日本を代表する自然科学の研究機関「理化学研究所」のチームが、脱毛症や薄毛を完全に克服する世界初の「毛髪再生医療」における治療法を確立した。
国内だけで2400万人という、男性型・女性型脱毛症患者への福音はいかに実現されたのか。
第1ステージは骨髄移植のように幹細胞を移入して行う治療法だ。
その代表例が急性骨髄性白血病患者への造血幹細胞移植で、東京五輪に出場する女子競泳の池江璃花子選手(21)が一昨年に受けた治療法も、この造血幹細胞移植だった。
続く第2ステージは人体の組織を再生するもの。例えば、腕や足などに酷い火傷や熱傷を負った際、お尻や背中の皮膚を採取・培養して患部に張り付ける治療法。
これは皮膚という同じ細胞種を組織化して移植する治療法だ。
そして毛髪再生医療が、第3のステージだ。
国内の男性型脱毛症患者はおよそ1800万人。
女性型脱毛症の患者はAGAのおよそ3分の1に当たる600万人程度といわれています。
女性型脱毛症のメカニズムについては、いまだに詳しいことは分かっていなが、古い毛が抜けてから新しい毛が生えてくるまでの期間が男性より長い。
今後、器官原基法がAGAの治療で成果を出せば、次は女性型脱毛症の、さらにその次には難治性脱毛症の方々への朗報につながる可能性も高い。
実用化が実現した際の治療費は、最初の100人くらいまでは5千万円ほど。
それが1万人になれば2500万円、それ以降は1500万円という具合に下がっていくというイメージ。
利用者が増えるほど、それだけコストダウンが可能になります。
振り返れば、最初は月額約3万円以上もした携帯電話も、普及率の上昇とともにいまや家族全員、小学生でも持てるほどに基本料金が下がっていった。
既存の植毛治療では1回100万円から200万円という例もありますし、それを2回、3回と繰り返さなければなりません。
それに引き換え、毛髪再生治療は一度の治療で済みます。
伸びしろは非常に大きいと言えます。
薄毛治療にパラダイムシフトをもたらす最新技術。
世界中が毛髪再生医療の東條実用化を、今かいまかと待ち望んでいる。とのこと。
やはり最初の頃は相当 高額になるでしょうが、利用者が増えるほどに価格が下がっていくということで安心しました。
一日も早い「毛髪再生医療」の実用化。期待してます。
頭皮へのPRP療法